女子児童がいじめ受け 教委が約半年間も放置 松井市長「対応は非常に不適切。反省を促したい」
ABCテレビ 2020/3/6(金) 19:47配信
大阪市立小学校の女子児童が受けたいじめについて、教育委員会が約半年間、放置していたことがわかりました。
関係者によりますと、大阪市立小学校に通う2年の女子児童(8)は、去年5月以降、同級生の男子児童から顔に爪を立てられたり、突き飛ばされたりするいじめを受けました。女子児童側から訴えを受けた学校は、市の教育委員会に報告しましたが、約半年間、放置していたということです。女子児童は、その後、不登校になり適応障害の診断を受けました。女子児童の父親は「この問題の本質は、責任をとろうとしない大人が、子どもを傷つけてでも自分の立場を守ろうとしていることだと思う」と話しました。議会で問題を追及された松井市長は「教育委員会の対応は非常に不適切だった。反省を促したい」と話しました。